心の遺伝子について 
心の遺伝子(DNA気質)を知ることで
ほんとうの自分が見えてきます。
人間の心の働きというと、誰もがすぐに思い浮かべるのが「性格」という言葉ではないでしょうか。
「あの人は陽気な性格だ」「○○さんは性格がネクラだからね」といった性格という言葉も、
「心の働き」や「心のありよう」を示しており、「気質」とよく似たニュアンスが込められています。
実際、日常の会話でも、「性格」と「気質」は同じような意味で用いられることが少なくありません。
しかし、この二つの言葉には決定的な違いがあります。
性格というのは生まれ持った心の傾向に加えて、環境など後天的な要因も影響したうえでのその人のものの見方や受け止め方を指しています。
いってみれば、その人の人生の過程で生じた、自分自身についてのさまざまなイメージが性格になるのです。
つまり、環境が変わると性格も変わります。
一方、気質という言葉にはそれより深く重いニュアンスが込められています。
気質は、性格とは違って、生育歴などには左右されない、生まれながらに備わった遺伝子によって決定された心のありようそのものを指しています。つまりそれはその人の心の基盤となる意味を持っているのです。見方を変えれば、その人の心の傾向を指し示すもっとも根源的な指標といえるでしょう。性格との関連で言えば、このDNA気質という土台の上にさまざまな環境的な要因が重なって、その人の性格が形成されていると考えればいいでしょう。
それは、「私たち人間の生き方は、持って生まれた遺伝子によって、あらかじめ方向づけられている」ということです。もう少し正確にいうと、遺伝子の働きによってもたらされる「DNA気質」によって、その人の生き方のベクトルが決定づけられているのです。

つまり気質は持って生まれた本性ですから、終生ついて回り、その人の考えや行動をコントロールします。
よって自分では変えることができず、変えようとしてもストレスは高まるだけ、自分の心の遺伝子(DNA気質)を素直に受け入れことが大切です。
これをあるべき方向にうまく活かすことができれば、その人は幸福な人生を送ることができますが、逆に生来の気質とは異なる無理な生き方を続けていると、その人の人生にはいつか破綻が訪れるのです。
そのために、自分の遺伝子に刻まれた気質(DNA気質)と後天的な心の健康状態を知ることは人格形成や成長に対して、大変重要な意味を持ちます。